*OSHI URANAI
▼ 7s:84-85話のロアのこころの動き |
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7s:85話のロアのこころの動き |
84話から85話でのロアくんのこころの動きを占いました。
・1中心:カップの3(逆位置)
近い過去にあるペンタクルの10には、「成し遂げられた」「行きつくところまで行った」という、この長い呪いからようやく解放された安堵にも似た姿勢を感じます。自分が評価されずにロミンちゃんだけがソロデビューする、自分は置いて行かれてしまうという不安は、ロアくんの考えに、実は以前からあったことなのかもしれません(過去、遊我くんにそうされたように、自分は成功できないのではないか、頂点にたどり着く少し前で見捨てられるのではないか、という想い)。
「環境」に腰掛けるのはまさしく間違った王の姿、ペンタクルのキングの逆位置です。そしてここからが見事なのですが、もう一度彼の杖(武器、魂)に炎がやどり(ワンドのエース)、結果として、彼は炎を取り戻した王として玉座に腰掛けます(ワンドのキング)。今度は、まっすぐと自らに対峙する最高の王として……。 キングの足元にあるヘビの姿は、彼の魂に火をつけたものたちです。ロアくんを見捨てなかったファンの姿、ロアロミンのメンバー、そして王道遊我。
◇84-85話のロア・デュエル前
引き続き、84から85話のロアくんのこころの動きを追います。
遊我くんの言う「ロアらしくない」、粛々と頭を垂れそうな静かに覚悟を決めた騎士が、逆位置で頂点に構えています(カップのナイト(逆位置))。そして騎士を、逆位置の皇帝が支えています(皇帝(逆位置))。本来のロアくんであれば頂点には皇帝が君臨し、左右を騎士なりなんなりに支えさせることでしょうから、このスプレッドはいかにもおかしな感じがします。自分は脇役に徹しようという姿勢を、子どもっぽい頑固な熱で支えようとしています(ワンドのペイジ)。
そこに来訪者が訪れます。このスプレッドに現れる星の王子さまの姿はほとんど王道遊我とみて間違いないのではないでしょうか。遊我くんはロアくんのこころを代弁し、彼の代わりに真実を見せてくれます(カップの6)。しかしロアくんはまだ自ら真実を描こうという気にはなっていません(ペンタクルの6(逆位置))。彼の無意識のうちではもう、置いて行かれた子ども(自分自身)が涙を流しているというのに……。 そして、彼らはデュエルを始めます。真実を映し出す空へと旅立つために。(ペンタクルの2)
◇84-85話のロア・デュエル後
84から85話のロアくんの気もち、デュエル後(というかデュエル中、変化してからの気もち)編です。
このスプレッドで特筆すべきはやはり「手に入れるもの」の位置にある「悪魔」のカードですね!
ロアくんのこころに焼き付いた「手に入れられなかった自分」「手に入れた遊我」の構図は、今後も崩れることなく彼のこころにくすぶっていくかもしれませんが(月(逆位置))、それでも彼は正道の王の座とは違う、「悪魔の王」としての位置を手に入れます。それはもはや普通の人間の王などではない(ペンタクルのキング(逆位置))、正道から見れば外道、邪教の頂点、悪魔になり得る────それこそが、遊我くんたちの言うような「神」というものなのかもしれません。 彼の言う「お姫さまたち」に幾度も支えられては愛を返し(恋人たち)、厳しい試練を潜り抜けながらも(ソードの10)、霧島ロアはこの外道を進み続けます(ペンタクルのキング)。過去に少しずつの痛みを残して……(ペンタクルの6(逆位置))。 この占いに備えて84話と85話を観返したのですが、改めて、セブンスのこと、セブンスのキャラたちのことが大好きだな……とおもえてすごくうれしかったです。ご依頼ありがとうございました!
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GX:万丈目が死んだことを告げられた丸藤亮 |
1王冠、到達:ソードの6(逆位置)
異世界にたどり着き、おじゃまイエローから万丈目くんの死を告げられたカイザーは、かなり複雑な心境にあったようです。そのこころを一つずつ見ていきましょう。 まず、ようやく、生死をかけた最高のデュエルを行える場所にたどり着けたという幸福感があります(ペンタクルの9)。彼は最高のデュエルを求めて(カップの3)、異世界を目指したのでしょう(ペンタクルの5)。 しかし、その場所は同時に、仲間たちにとっての死地でもありました(ソードの6)。 スプレッドに並ぶカードのいくつかにある「井戸(目的の場所)」「飛行士と王子(自分と仲間たち)」の様子をよくごらんいただきたいのですが、右手側には「井戸を求めて苦難をくぐり抜ける飛行士と王子」がいて、左手側には「目的地にたどり着き、乾杯をする飛行士と王子」があります。ただし、いちばん頂点の場所には「倒れた王子を背負い、ようやくたどり着こうとした井戸から、禍々しさを感じる飛行士」の図がありますね。
自らを厳しく奮い立たせようとするものの(ソードのクイーン)、現実という彼の足元には、希望の星を見失っているヘビとキツネの後ろ姿が、音も光もなく、闇の湖の前に佇んでいます(星)。このキツネとヘビは、カイザーと暗黒使徒とのデュエルの予兆にも見えますね。やがてカイザーは見失いかけていた希望を、このデュエル見出すのでしょう。 ユベルという敵を見つけ、ヨハンを救うことができ、カイザーのこころも少し安定するかもしれません。ですが、やはり仲間の死を自らの野望と天秤にかけるという点では、彼のこころはヘルカイザーには徹せなかったのではないか、と、それぞれ相反しているスプレッドをみて感じました。
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GX:覇王十代に対してエドが思うこと |
1王冠、到達:死神(逆位置)
注目するまでもなく、圧倒的な逆位置の量に目を見張りました。いつものこまっしゃくれたプライドの高い孤高のプロデュエリスト、エド・フェニックスはなりをひそめ、彼のこころは今、ただ一枚の正位置のカード────「カップの2」のためにあるようです。カードの絵をご覧いただければ、おそらくわたしのことばがなくとも伝わるものがあるかと思います。 あえてわたしがことばにするなら「献身」でしょうか。おそらくエドは、自分が、覇王となった十代を救うことに間に合わなかったことを悔いており(ワンドのナイト(逆位置)、死神(逆位置))、オブライエンやジムに救われながらもボロボロになってしまった十代くんに、今彼ができる精一杯を何でもしてやりたい、という情けの深さで満ち満ちているように見えます(カップの2)。そのようなある意味エドの核が剥き出しの状態だったからこそ、エコーのために身を投げ出すという感情的な選択もあったのかもしれないですね。
おそらくそういった精神状態のためか、普段のエドとは違う、十代くんに対するまっすぐな気もち、同じHERO使いとして、兄のような父のような気もちが、そこかしこに現れています。胸いっぱいの情愛を顕す「カップの9」、傷ついた十代くんのために何でもしてやりたいという思いを顕す「ペンタクルの8」、十代くんを示す太陽がふたたび昇ることを待つという姿勢の「太陽」、同じような構図の、また十代くんがふたたび必ず自由に飛び立つだろうという期待を顕す「カップの7」────これは以前、「アモン戦で敗れたときにエドが十代くんに抱いた希望」で出てきたカードと同じものです。
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GX:プロとして進んでいく万丈目準の気もち |
1王冠、到達:カップのペイジ
このリーディングで特に印象的なのは、生命の樹スプレッドの中央の柱、幹に当たる部分の天の場所に「カップのペイジ」、地の場所に「カップのキング(逆位置)」があることです。
また、これはカイザーと同じ構図でもありますが、幹の天と地のカードがつながっていることによって、幹の上から下へ成長を繰り返していく…というかたちになっていますね。先輩からのメッセージを受け取り(カップのペイジ)、身を切るような試練をくぐり抜け(ソード3)、すべてを失ってもこつこつと耕すことを諦めず(ワンドの3)、やがては王となる……(カップのキング)。地味ながらも地道な道を一歩一歩進んでゆく、そのなかにも先輩への尊敬の念を忘れない、とてもすてきな成長の道です。この彼なりの正道を、万丈目くんは繰り返していくのでしょう。 試練の側に「恋人」「ワンドのクイーン」「悪魔」と並んでいるのが、恋に恋してしまうというか、知的なおぼっちゃんなのに、こと恋愛に関してはふにゃふにゃになってしまう万丈目くんらしくてかわいらしいです。
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GX:第一線から退いた丸藤亮の気もち |
1王冠、到達:カップの3
丸藤亮らしいスッと一本筋の通るような中央の柱が美しいスプレッドだなと感じました。そしてところどころに、カイザーと呼ばれた丸藤亮らしくなさが見えるところが、GXを通して得た丸藤亮の「成長」なのかもしれません。 まず今の彼の頭にある、旅の始まりを祝う「カップの3」の人物と、戸惑い迷いを顕す「月」の人物のポーズ、これらがほぼ同じです。彼は後輩を見送るにあたり、また、自らも新たな道を始めるに辺り、別れと希望の祝福のこころを持っていますが、それと同時に迷いのこころをも持っているようです。迷いというよりも、椅子に立つ不安定なポーズや、カップの3の三人から孤独への変化からみるに「不安」という気もちのほうが強いかもしれません。成長へ向かうための「ワンドのクイーン」で、彼の情熱の示す先がまだ明確でないような逆位置であること、彼にとっての現実を示す中央の三角形(ソードの4、太陽、つるされた男)がすべて逆位置なことにも、その不安は表れているように思います。 カイザーが裏の世界や異世界を旅するヘルカイザーとしての試練を終え(つるされた男(逆位置))、アカデミアの皇帝として、また裏世界の覇者として、ふたつのみずからの黄昏を見送り(太陽(逆位置))、試練を終えました(ソードの4(逆位置))。これらが逆位置であることの理由のひとつに「終えた」という過去完了の意味もまた、あるでしょう。右肩にある「ワンドのクイーン」が逆位置であることから、過去に未練や悔いがあるということはなさそうですが、この先に対して、また新しくまっさらな道を行くことに、まだ決定的な目標を見いだしていない様子です。 この辺りがざっと「カイザーらしくない」等身大の丸藤亮くんだな、と感じた部分です。かつてはカイザーとしてまっすぐに歩んだ丸藤亮が、道を迷い、もしかすればそれを今後誰かに打ち明けることができるかもしれないこと。一度ヘルカイザーとして正道から一気に外道に振れてみたり、感情をあらわにしたり、そして今回のように迷ったり……それらの成長はとても不器用で、しかし力強い人間らしさを感じます。 しかしこの生命の樹スプレッドの柱、幹にあたる部分の展開が、とても美しいです。人生というおおきな試練を愛した丸藤亮が(ソードの1)、自らの黄昏を見送り(太陽(逆位置))、後輩たちの旅立ちを祝福し(カップの3)、自らもまた新たな道へ旅立っていく……(戦車)。特に「カップの3」から「戦車」への流れが、自らのことと後輩(仲間たち)のことを結びつけ、見た目はつながっていない幹の上下を結びつけることで、この循環を永遠に繰り返していきながら成長を続けていく、という覚悟に見え、背筋が伸びるような思いになります。
デュエリストとしては前線を退いた形になるのかもしれませんが、人生の先輩としては、丸藤亮は常に仲間たちの先に立つ覚悟なのかもしれません。 ちなみにこの「先導」するソードのナイトのある位置。この場所の名は「ネツァク」、または「永遠」です。
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7s:王道遊我について |
1王冠、到達:ワンドの3
わたしの知るなかでは、遊戯王の歴代主人公の中でもっともつかみ所がなく、最年少にして最も達観していたようにすら見えた、王道遊我くん、気になりすぎるので占いました。 リーディングを困難にするのは、逆位置でできた三角形、「月」「魔術師」「恋人たち」です。書いてて気がつきましたが、この「魔術師の逆位置」はオーティスですね。
「月」は本来は「迷い」などを示すカードですが、この戸惑いながらも宙へ手を伸ばす姿はおそらく「セブンスロードマジシャン」をつかんだときの遊我くんの姿でしょう。「恋人たち」ではデッキやデュエル、ラッシュデュエル自体を慈しむ遊我くんの姿があります。すべて逆位置で出ているのは、オーティスから始まったこれらを、オーティス自身を信じ切れないために、すべて自分自身のものであるのかどうか、どこか揺らいでしまうときのある心のあらわれでしょうか。
オーティスに関するカード以外は、実に遊我くんらしい、おだやかなカードが続きます。
四元素のバランスがよいですが、ペンタクル(土属性)が多いところも、遊我くんのおだやかで地道、芯のあるちょっと頑固な性格と合っていて、かわいらしいですね。 中心の「美」には、スパナを持って飛行機の修理、調整をするという、まさに遊我くんそのものの姿があります(ペンタクルの2)。
遊我くんの力を表す、タロットの22枚目の最後を飾る、22番目のカード、「世界」。そしてオーティスを表すのは、1番目のカード、「魔術師」。世界とは神の創造物であり、魔術師は人間としては最高位の創造手です。
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7s:遊我ネイルwithRに対する遊我 |
1王冠、到達:正義(逆位置)
「ワンドの7」と「カップのクイーン」、一見正反対なコンビのバランスを取るような「正義(逆位置)」が、遊我くんでしょうか。このカードを含め、逆位置で出ているカードの理由がいまいち不明なのですが……逆位置になることにより、正位置のロアくん、ネイルくんと向き合った関係であろうとするようにも見えます。
上の三角が「出会ったとき」、中央の三角が「途中」、最下層の三角が「現在」と解釈するとつじつまが合います。また、柱の右手側がロアくん、柱の左手側がネイルくん、中央がグループ全体および遊我くんを表しています。
そういった前提で考えると、過去、「正義」である遊我くんは、「ワンドの7」であるロアくん、「カップのクイーン」であるネイルくんと、敵として対峙していました。この「正義」とはジャスティスとしてどちらが正しいとかいうよりも、バランスの取れた人間であるとか、正道をまっすぐに進もうとかいうこころを表していると感じます。ワンドの7にはライブ会場で激しく観客を沸かせる姿、カップのクイーンには優雅に玉座に腰掛ける女王の姿があるように思います。 遊我くんは、ロアくんには勝利し(力(逆位置))、ネイルくんには一度敗北しました(ソードの8(逆位置))。
戦いを繰り返した彼らは、今度はともに戦う戦友となったのです(ワンドの5)。それぞれの立場、役割を保ちながら蛇と対峙する、星の王子と親友のキツネの姿があります。ネイルくんはまだ完全に心を許せていないのか、セバスチャン(玉座)に腰掛けたペンタクルのキングの逆位置という少しよそよそしさを感じるかたちではありますが、それでも彼らなりの「世界」を構築し始めているようです。 そんな過去を乗り越え、「今」に待ち受けるのは「愚者」の逆位置。そろそろこのグループから旅立ち、それぞれの道を歩み始めるときが来ているようです。しかし心配することはありません、足元にはこのグループで得た実りが花開いていますし、友人たちの姿は、空をゆく鳥として、見上げればきっと近くにも遠くにも見つけることができるでしょう。 本来のスプレッドを無視して、完全に遊ネイRのスプレッドになってしまう……こういうことがあるのでタロットはすごいな~。肝心の遊我くんの気もちはふんわり煙に巻かれてしまった気もしますが、こういう、個人のことだけでなく、グループのこととして全体で表して見せてくれるところも、なんか遊我くんらしい気がします。
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7s:遊我ネイルwithRに対するネイル |
1王冠、到達:カップの7(逆位置)
スプレッドをひらき始めたとき(失敗したかな? 集中力が足りなかったかな、後日やり直そうかな……)と思ったのですが、十枚目までひらいたときに、成功していることに気がついてとても驚きました。
ネイルくんは常に空を見上げていますが(カップの7)、今はまだその見方は定まっておらず、この空にいたい何を探れるのかもわかっていないようです(逆位置)。ですがこのカードを含む、このスプレッドに現れる逆位置たちのすべては「今後、遊ネイRなどの友人関係を通してよりよく変化していく希望」に変わっていくための逆位置のようです。 いずれネイルくんは、無邪気に星を落としていたときとは違う感情で、友人と寄り添いながら空を眺めるでしょう。
それらすべての新しい変化は、この遊ネイRで新しく得たみずみずしい感情から花ひらき(カップの1)、子ども同士の友人らしいふれあいから、広がっていきます(ワンドの4)。この「無意識」にある「ワンドの4」は、ロアくんが遊ネイRに持つ理想像と同じであることが、なんとも素敵な符合です。親友のキツネと笛を吹いて遊ぶ王子のかわいらしい姿のカードです。 「手に入れるもの」にある、「三つの剣により、今にも断首されるバラ」の絵柄は一見恐ろしいのですが、これは、今までのネイルくんの狭い世界を捨てるために必要な儀式です。もしかしたらその常識の転換は痛みを伴うかもしれません。ですが、これはネイルくんの成長のために必要な痛みとなります。切り落とされるバラは人間に対する狭い見識、そして三本の剣は、遊我くん、ロアくん、そしてネイルくん(あるいはセバスチャン)の三人でしょう。彼らが、ネイルくんを新しい世界に進ませるのです。 このスプレッドの真ん中にある「ソードの9」では、星の王子に慰められる、泣きじゃくる人物がいます。泣きじゃくっているのはネイルくんで、寄り添っているのはセバスチャンでしょうか。九本の剣が辺りにグサグサと突き刺さっており、傷ついているようにも見えれば、九本の剣で誰をも立ち入らせないようにし、自分自身を外部から守っているようにも見えます。 「幾度も繰り返される試練」には悲嘆に暮れる「カップの5」があります。ネイルくんは、その無表情からは信じがたいほど繊細で、傷つきやすい人間のようです。ひとつのことを拡大解釈しすぎて、すぐに防御の姿勢に入ってしまったりするかもしれません。セバスチャンという玉座から立ち上がり、一歩を進めるごと、むき出しの地面に裸足の足を傷つけているのでしょうか。 ですが彼はいずれ、椅子に座ること以外にも、様々な道具や技がこの世界に存在していることを知るでしょう。足を傷つけないための靴。もっと軽やかに歩くための靴下。華やかに喉を潤してくれる飲料。素早くわくわくした移動ができる自転車。隣で一緒に笑い、励まし、競い合うことのできる友情。 ネイルくんの未来は今、ここから花開こうとしています。
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7s:遊我ネイルwithRに対するロア |
1王冠、到達:ワンドの4
穏やかな絵柄のカードが多く、本人はそう見えるよりずっと愛情深く、弟を育てるかのように、ちょっと上から相手と接したいタイプの人間のように見えます(カップの4、皇帝、ペンタクルの6)。ロミンちゃんの従兄弟であるというところから、意外とお兄ちゃんお兄ちゃんした人物なのかもしれません。 しかしまず注目すべきは足元にある、崩壊する「塔」の王国でしょうか。いくつかのカードが逆位置になっていますが、これはこの「塔」から始まっています。「ペンタクルの2」の逆位置、「正義」の逆位置を経、「塔」の強い影響力がじわりじわりと波及していきます。 足元である「王国の崩壊(塔)」が、ロアくんのこころに強く影響しているのです。 ロアくんからすれば自らの正義、正道であったセブンスロードを遊我くんに取られてしまい、王の道を遊我くんが歩み始めたこと、そして、そんな遊我くんに負けてしまったことを、やはりどうしても認めることができないように見えます。 そのほかのカードから見える遊ネイRへの信頼から見るに(ワンド4、カップの2)、認めることができないのは、遊我くんではなく、オーティスに対する納得のいかなさとか、あるいは遊我くんに敗北してしまう、弱い自分をなかなか認めることができないでいるようです。それが未だに彼の王国を崩壊させている理由でしょう。 遊ネイRに対してはちょっと意外なほど心を許しています(ワンド4)。ワンドの4のカードでは、笛を吹きながら親友のキツネと遊ぶ王子の姿があり、こちらもほのぼのするような、とても優しい情景です。どうしても俺様な姿勢、大きく振る舞ってしまう様子は変えられないようですが(皇帝)、それは遊ネイRにむしろポジティブに働いているようなので、結構グループ内のやさしいお兄さん役になっているのかもしれません。髪の毛をといてあげたりしていましたし。
そしてもっとも美しいのは「手に入れるもの」の位置に「カップの2」があることです。このふたつのカップは、やはり遊我くん、ネイルくんのことでしょう。遊ネイRを通してロアくんは二人の友人を手に入れようとしています。こうなると、手に入れることを「困難」にしている「悪魔(逆位置)」のカードすら、かわいらしく見えますね。「皇帝」「悪魔」が盤面に出ることも、(フランス語で王を意味する)ロアくんが、光属性の悪魔使いであることを、タロットがちょっといじっているようでたのしいです。今は逆位置なので、あまのじゃく的になってしまって、「友人」という姿勢にうまく素直になれない様子が出ているのも微笑ましいですね。 遊ネイRって突然出てきて突然消えたので、何があったか教えろよ!!!!!!!!という気もちで占ったのですが、かわいらしいリーディング結果になったのでよかったです。そしてそんな中でも、足元の王国が崩壊していること、その崩壊している王国を元にしながらもしっかりと立ち続けていること、友人たちの影響で間違いなくロアくんの心が変化していること、そんなロアくんの強さ、やさしさに胸を打たれます。
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GX:四期の天上院明日香 |
1王冠、到達:ペンタクルの1
四元素のバランスがよい、とても健やかで魅力的な女性です。中央にある、キツネを胸いっぱいに抱きしめる愛情深いカードが、明日香さんの心身共にある健康的な魅力が、中央からあふれ出しているように思います。
無意識で逆位置のカップの1からは、愛情の杯になみなみと満ちた水が逆さになって、すべてがワンドの9(逆位置)に流れてしまっています。ワンドの9で泣き崩れていることから、これが四期で明日香さんが決着をつけた「十代くん(たち)との別れ」になっていると感じます。
卒業
という選択をし、十代くんを未来に向かわせることで、自らも未来に向けた人生を歩むことにした。そうして自らの青春の幕を閉じ、十代くんを含むすべての仲間たちと別の未来を歩む決意をした」のでは……と思えて胸が熱くなりました。十代くんが未来に進むことを選んだのは、無印でアテムを引き留めなかった遊戯さんのことも思わせます。劇場版超融合での、闇遊戯による「俺たちは未来に進むしかないんだ」というセリフも……。
そしてまたうつくしいのが、ワンドの9の逆位置で荒野になってしまったような星に、新たなバラが芽吹いていることです(ペンタクルの1)。これは新たな恋というより、新たな未来、新たな青春の始まりと捉えてよいでしょう。まだ周りにほかのバラ(味方)の姿はありませんが、明日香さんは、新たな星で新たな自分自身を咲かせようとしています。そしてきっと、その美しさやすばらしい香りに、新たな仲間たちが寄ってくるのに違いありません。 また、ワンドの2が気になります。このワンドの2は明らかに「愚者」のカードとそっくりなのですが、「愚者」と違って戸惑ったような表情をしているのです。「現実に対する欲望」の位置に「愚者」があり、愚者は劇中で十代くんを象徴するカードであることから、十代くんと同じ道を歩みたかった本心も、やはり垣間見えます。 明日香さんはとても一本気な女性のようです。魅力的で実力のある女性なので、いろいろなチャンスが巡ってきますが(ペンタクルの10、ペンタクルの7(逆位置))、いつもそこからひとつだけを選び、まっすぐに挑戦していくタイプの方です。挑戦が困難であれば困難であるほど燃えるという、逆境に対する心意気も持ち合わせています(ソードのペイジ(逆位置))……が、キングやナイトではなく、ペイジ(少年)のため、そこでうまく立ち回れるかというと、実はそうでもなさそうです。とにかく手をつけてやってみる!という、ちょっとやんちゃなところがあるでしょう。そこがまたかわいいです(私信)。 それでも、自他ともに対し厳しく律しながら(ソードのクイーン)、何度でも何度でも困難へ立ち向かっていく(ワンドのキング)。それこそが、天上院明日香の姿である。そんなスプレッドになりました。
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5D`s:龍亞と龍可(龍亞視点) |
龍亜龍可なら森のカードでしょう、と思って、森のカードで占いました。 中心:The Huntsman
基盤:The Forest Lord
近い過去:Seeker of Visions
起こりうる結果:Seven of Challenges
近い未来:Child of Challenges(逆位置)
自分自身:Weaver of Boons
環境:Four of Challenges
期待と恐れ:Child of Boons
結果:Three of Spells
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GX:三期の遊城十代 |
1中心:悪魔
交差:カップのクイーン
中心:悪魔
この「交差」と「中心」ではっきりとユベルという十代くん以外の姿がカードを支配している状態は珍しいと思います。やはり三期のストーリーの核、三期の十代くんの核にはユベルがあるからなのでしょう。 基盤:節制(逆位置)
近い過去:ペンタクルの2(逆位置)
起こりうる結果:カップの5
近い未来:太陽
自分自身:愚者(逆位置)
環境:ソードのナイト
期待と恐れ:正義(逆位置)
結果:ワンドの2
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GX:レインボードラゴン召喚時のヨハン |
・生命の樹スプレッド
ひとことでこのスプレッドの意味をわたしが表すとしたら「親友のために、試練を乗り越えて命を投げ出すひと」です。もうちょっと、宝玉獣とか、家族的な愛情が現れるタイプの人間だと考えていたので、こんなにも様々なことを試練だと思って乗り越えてきたのか……と考えると、びっくりしました。もしかすると、彼の人生から「試練」を取り除いたとき、初めてヨハン・アンデルセンという人物の人間らしさが現れてくるのかもしれず、そうなると、四期のヨハン(そんなに出てないけど)のほうが、より本来のヨハン・アンデルセンに近いのかもしれません。というよりも、親友や家族という彼の運命が居ない状態でないと、本来のヨハンのことが不明なのかもしれず、しかし親友や家族という試練がない状態のヨハンはもしかするともうヨハン・アンデルセンではないのかもしれない……と、なんか深いところまで考えてしんどくなりそうです。わかった方がいたら教えてください……(同人誌で……)。 あるときはキツネとして親友を導き、また、導くために生きることが自分の使命だと考えており(ソードのナイト)、あるときには母親のように、キツネという親友を守る守護者となります。(今回使用している星の王子さまタロットで「キツネ」は親友の象徴みたいな感じです)(私情を挟みますけど、ここで先導者と守護者が出るの、すごくないですか??)
「ペンタクルの3(逆位置)」のカードは彼が「この世で手に入れるもの」を指しますが、どうやらこのカードは「無意識・基盤」の位置にある「ペンタクルの6」と呼応しています。
そうして彼は「カップの3(逆位置)」に到達します。仲間たちで杯を交わし合い、目標の達成を喜ぶ姿です。逆位置であることは、つまり、仲間たちはヨハンが犠牲になることを実は望んでいなかったということになるでしょう。「この世で手に入れるもの(ペンタクルの3)」が逆位置であったことも、同じ理由だと捉えてよいかもしれません。 たとえ仲間と険悪になっても、彼は使命を重視しています(ソード7)。それはもはや盲目的な献身だともいえます。彼には遙か遠く大きく輝くすばらしい理想があり(星)、それはもはや彼自身のアイデンティティを脅かすほどの大きすぎる美しすぎる目標なのかもしれません。しかしそこまでしてでも、彼は自分が得たものを、次の世代、次の仲間たちにつないでいく(カップの6)ことに、自身の存在理由を感じているようです。 最初のほうでも述べたように、彼自身の足元、彼の世界という彼自身の王国には、抱きしめあう王子とキツネのとてもうつくしい姿があります(力)。この固く熱い絆こそが、ヨハンを動かす力であり、彼を形成する世界そのものなのでしょう。彼の王国は常に彼自身ではなく、彼と、その絆の先にある仲間との間にこそ、存在するのです。 ・ケルト十字スプレッド
すべては、バラ(ユベル)が遠い場所へ見捨てられたとき(ペンタクルの1(逆位置))、そしてそこへ炎を振りかざして火をくべる手下、コブラなど、使いの者が現れたときに(ワンド7(逆位置))始まりました。基盤にはもちろん、熱情の炎をもやし、望遠鏡でただ一点を見つめながら微笑む女王(ユベル)の姿があります(ワンドのクイーン(逆位置))。また、この女王の玉座の足元にも二匹の蛇の飾りや、咲き誇るバラがあります。 近い過去、仲間たちは困難を乗り越えながら、ようやく目的地にたどり着こうとしていたようです(ペンタクル5)。ですがそこで待ち受けていたのは大輪のバラ(恋人)、ユベルでした。そうしてレインボードラゴンの召喚を経て、十代くんたちは元の世界へ戻ることになりますが、それは十代くんを盲目にさせ、バランスを少しでも崩せば友人さえも傷つけてしまうようになる、厳しい試練の始まりでもありました(ソード2)。 ヨハン自身はレインボードラゴンの召喚を、蛇たちとの戦いの最後の決め手だと思い、自己を犠牲にすることをいとわずに向かっていったようです(ワンド5)。彼自身はただ全力で目標に向かったつもりでしたが、結果としてはそれが裏目に出ることになってしまいました(星(逆位置))。次元を超えて元の世界に飛び込んでいくという希望(節制)も、やはり裏目に出てしまいます(逆位置)。結局十代くんはヨハンを探すためにまた次元を超えてしまうわけですから……。 最終的な結果として、知識や実りを抱えながら目を閉じ、穏やかで、なにか悟りを得てしまった様子の、ペンタクルのナイトの姿があります。ここまで心静かな人物は騎士としては珍しく、戦いに勝ちどきを上げる様子は想像できず、もはや戦わずとも勝利できるのではないか、と感じさせるほどのおおきな悟りを思わせます。
ここから先は単なるGXファンのつぶやきですが、ケルト十字の方は、気もちっていうよりも(これ、GXでみたやつだな……)という、ストーリーのおさらいみたいになりましたね。ケルト十字は瞬間の内面より、やはり、イベント的な時系列を表すスプレッドなのかもしれません。
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GX:vsアモン戦でのエド消失 |
●アモン戦で敗北したエドの思い 1王冠、到達:カップ7
朝焼けに飛び立つ飛行機を見守る姿があります(カップ7)。自分は飛び立つことができなかったけれど、飛び立つひとを見送ろうという希望を託したイメージです。敗北し、目標を達成できなかったという挫折感はありますが(カップ5)、心残りで中途半端ではあるけれども、やれるだけのことはやりつくした(ペンタクル8)というこころもありそうです。この三枚のカードの感情が、実に複雑に彼のなかに存在していますが、やはりこの三角形のトップにある「美しい朝焼けを飛ぶ飛行機(おそらく未来を託した十代くん)」こそ、彼の真の気持ちと捉えるのがよいかと思います。 彼は長い間ひとりで問題と向き合い、ひとりで戦ってきた人物であり(ワンドのキング)、共闘できる仲間が居るという状態に、まだ慣れていないかもしれません(ワンド8(逆位置))。そのため、誰かのために戦う、ということにはまだ迷いもありそうですが(月)、それでも今回、彼は戦うことを選びました。そして、足元の大切なバラ(エコー、あるいは誰かを想うこころ自体)を守ることを選びました。 彼は人生で幾度も挫折し、そしてまた立ち上がることを繰り返してきました(死神)。
彼はとても気高い人間であり、常に自らを高みに置こうと必死に努力しているようです(ソード1)。けれど、ときにはそれが行き過ぎていたり、彼自身を傷つけていることがあるようです(逆位置)。 自身の消失という結末を経て、彼は、すべてを失った荒野にあるように見えますが、荒野の空には大きなコインが実りを表し、また、バラのつぼみが地面から顔をのぞかせています(ペンタクル1)。彼の行動の成果は、時が来れば、うつくしい芳香とともに花ひらくことでしょう。
●アモン戦で敗北したエドに対する、十代の思い 1王冠、到達:ソード3
劇中の斎王のタロットでも、十代くんを表すカードであるところの「愚者」が出ていますね。
到達すべき目標の位置には、痛みと苦しみを表す剣のカードがあり、その剣に断首されようとしているのか、もしくは剣に絡みついているのか、定かで無いバラは、どこかユベルの姿を思わせます(ソード3)。 これらの試練で、十代くんは大きく成長し(皇帝(逆位置))「力」を得ますが、そのためには何度も落下や崩壊を繰り返すでしょう(塔)。大きな成長の皇帝が逆位置であるところが、十代くんが望んで得た成長でないことを思わせたり、そもそも皇帝が出ているところに、カイザーの導きを感じさせたり、なんとも胸にくる光景です。 中央の位置に、あるワンド3(逆位置)は、同じ位置にワンド8があったエドのことをを思わせます。この二人はどこか似ているところがあるのでしょうか、同じヒーロー使いであることの象徴かもしれません。 幾度も繰り返される試練の位置には、ちいさな星の核に何本もの剣が突き刺さっています。このちいさくカラカラな砂漠の星、星を覆い尽くすようなバオバブの根で身動きもとれなくなってしまったのか、すがりつくように親友のキツネを抱く王子の姿があります(ソード10)。かなり過酷な試練が繰り返されているのでしょう、このちいさな星がこころを表しているとしたら、彼のこころはもう限界にまで追い詰められたように見えます。
今は裏目(逆位置)に出てしまっていますが、本来は、友人とともに駆け回り、いろんなことを実現させていきたい人物のようです。(ソードのナイト(逆位置)) 十代くんは今、彼のなかで続けてきた正義に、深く迷っています(正義(逆位置)・月)。今はまだ逆位置ですが、その正義はかならず、くるりと元の場所におさまることでしょう。
事件の瞬間の気もちをもうちょっとだけ掘り下げてみました。 1エドが敗北した瞬間の気持ち:ソード9(逆位置)
傷つき、泣き崩れる男の姿と、それをなぐさめようとする王子の姿があります。果たしてどちらが十代くん自身の姿なのか。どちらも十代くんで、傷つきつつも立ち上がろうとしているのかもしれませんし、崩れるエドを支えようとする十代くんの姿であるかもしれません(ソード9(逆位置))。 エドが敗北し、他の友人たちのように消えてしまったことは、また新たな試練であると十代くんは理解しているようです(ソード1)。ですが、それでもやはりこの重責に耐えられないという葛藤も見えます(ワンド10)。 次第に、ネオスのカードを自分で作り出したときのような純粋な気もちや思い出をどうにか糧にしながら(ペンタクル6(逆位置))、試練を乗り越え、王の前にたどり着きます(ワンドのキング)。ちなみに王の前には、頭をもたげた蛇が控えています。この図はユベルと手下の姿を象徴しているように見えます。
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大矢太郎/鬼塚鉄謙 |
占っていただきたいのは、『キューティクル探偵因幡』という、連載終了済み漫画作品に登場する、大矢 太郎(おおや たろう)×鬼塚 鉄謙(おにづか てっけん)というカップリング(通称『タロ鉄』)についてです。 何かと事件に巻き込まれる鬼塚鉄謙と、「俺には関係ねぇから…」「薄い付き合いしかないし…」「探偵(本作の主人公たち)が何とかするだろ…」と言いつつ、正義感からか情からか、いつも助けに行ってしまう大矢太郎、という関係です。 登場当初からセットで扱われ、「絶対に助けに来てくれる」と信頼を見せつけ、作中数年後にあたる最終回でも一緒に居る二人なのですが、あまりにも順風満帆すぎてハチャメチャ⭐恋のハプニング的なイベントがまっっったくありませんでした。 お尋ねしたいのは、『二人の間に物理的な距離が空いた時、彼らは何を考えているのか・何をするのか』です。 物理的距離が近い(ご近所さん)からつい気になってしまう…という切っ掛けで付き合っている人たちなので、遠距離の付き合いになったらどうなるのかなぁ…ずっと近くにいたから想像しにくいな……といった疑問点を、うおださんに占っていただきたく…! 長文になってしまいましたが、不足がありましたら申し訳ありません!お暇な時にお手をお借りできれば幸いです。 こんにちは~いつもお世話になっております!ご相談いただいた、大矢さんと鬼塚くんについて占ってみました。 まずはお二人について知るためにそれぞれを占い、次に原作での関係性を占い、最後にご相談内容である「物理的な距離が空いたときに何を考えているか、どうするか」を占ってみました。 お二人それぞれについてです。 お二人とも、生まれた環境から、自分の意志などで、環境よりも違う立ち位置に向かった様子が見えます。大矢さんのほうは特に、初期には生まれた場所に強く縛られていたかもしれません。その環境では実りが多いものの、自分の信念は見えづらいように感じます(-SUN)。この環境の猥雑さを取り除いたところで、自由になり、真の情熱を発揮できる人物のようです(-WORLD)。試練の位置にはまさに、試練の象徴である「HANGEDMAN」のカードがあり、相応の障壁を運命的に持ちながらも、それを潜り抜けてなんらか悟りを得たことを感じさせます。肉体の強さと堂々とした様子が、中央の位置にある女帝のカードに表れているように見えます(EMPRESS)。
鬼塚くんは力強さを感じるカードが多いです。また、なんとなくですが父親的な人物の影響を感じます。親方?を尊敬している…というプロフィールを拝見したので、その方からの影響かもしれません(-HIEROPHANT/EMPEROR/-STRENGTH)。この人物からの影響は、彼の人生にとって強い武器となりそうです(-HIEROPHANT)。 大矢さんと同じ恩寵の位置に、同じ「正義」のカードが出ており、もしかすると正義感や倫理などが近いのかもしれません。もしくはお互いに譲れない倫理観があるのでしょうか。鬼塚くんの世界を表す位置には、色彩のコントラストが渦巻くルーレットに乗せられた「運命の輪」の姿があり、不幸な事に巻き込まれるという鬼塚くんの体質をはっきりと明示しているようです。 このふたりに関係するカードとして、「塔」がよく出ます。塔のカードは、大矢さんの「王国」の位置、鬼塚くんの「峻厳」の位置、現在の関係性(セブンテーリング)の「現在の状態」に表れます。お伺いしていると、関係が良好のようですので、このカードが出るのは印象的です。 「塔」は一般的にはよく「バベルの塔」のような姿で現れ、神のいかづちによって打たれて崩落し、繫栄しすぎた人間の愚かさなどの象徴として暗示されますが、このデッキでは倒壊している様子はなく、大きな黄いろの月の前で佇んでいます。今回の場合でのこのカードは「物語のなかで積み上げてきた時間や経験がこのふたりにとって大きな意味を持っている」ととってよいかと思います。大矢さんにとってこの関係性はたどり着いた場所であり、鬼塚くんにとってはやや試練のようにはたらきながらも、身になった関係であったようです。 同じく黄いろが印象的なカードは同じく今回頻出する「恋人たち」のカードです。このデッキでは特に一本の樹のように固く抱き合っており、自己と同一視しているような安寧や信頼関係を感じさせます。不安定ながらも高く伸びた塔が、この恋人たちのような月の色の前に伸びていったことから、最終的にこの関係にたどり着いたことを思わせます。大矢さんにとっては「試練」の位置に恋人たちのカードがあり、鬼塚くんにとっては「情熱」の位置にあります。たびたび大矢さんが鬼塚くんを救うことが、大矢さんにとっては試練だったかもしれませんが、鬼塚くんにとっては天からの恵みのように感じられたかもしれません。 先述のように、この二人の関係は「塔」にたどり着きます。大矢さんのほうは父親のような気もちだったり、相手を導いてあげるような気もちのようです(HIEROPHANT)。鬼塚くんはここにたどり着くまでになにか一度生まれ変わるような体験をし、真実の自分に向き合うことができたように見えます(DEATH)。 大矢さんを表すカードが、鬼塚くんの尊敬するカード(-HIEROPHANT)の正位置なので、鬼塚くんが大矢さんになにかその人物の類似性を感じていることもあるかもしれません。どちらのカードも正面を向いていて真面目さを感じるのですが、特に大矢さんのほうはどっしりとした重厚さを感じさせます。それに比べると鬼塚くんのほうはやや線が細かったり色彩が淡かったりしています。なんとなくですが、鬼塚くんは「自分が収まるべき場所に収まった」というような印象を受けました。 お互いが真面目だったり頑固だったりすることがたびたび障害になるかもしれません。そういうときはあまり考えに縛られず、やりたいようにやるとうまくいきそうです。 肝心の、ふたりの距離が遠くひらいた場合です。
以上になります!
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A3!:古市/雪白 |
A3の劇団員の方がたですね。占うにあたって、pixiv大百科に記載されている古市さんと雪白さんのプロフィールを拝見しました。 まずそれぞれの性質を拝見しました。 古市さんは、「天から与えられたもの(生まれたときからの運命など)」はすべて逆位置が出ていて、情熱や(-wand1)家族に対する忠義のようなものを感じながらも複雑な様子なのですが(-GREENMOTHER/-OLDONE)、現実世界に近づくほど(スプレッドの上から下のほうに向かうにつれ)まっすぐな子どものようなカードが表れるので、微笑ましく感じました。 雪白さんはとても愛情深い方のようです。中央の柱に、愛する子どもを膝に乗せたり、恋人を膝枕しているカードが表れています(GREENMOTHER/LOVERS)。ただ、その中央の柱を取り巻くようにある「恩寵」と「試練」には、それぞれ相対するような、とても印象深いカードが並びます。特に、黒い全身鎧をまとった騎士(-seekerChallenge)と、森で暮らす心優しくも厳しい狩人(-HUNTSMAN)のあいだ、とてもリラックスした様子で見つめ合う恋人たち(LOVERS)、そしてその下の、逆位置で寄り添う老女と獣(-STRENGTH)という、現実世界と向き合う際に反芻される四枚は、雪白さんのこころの葛藤を強く表しているようです。 おふたりの関係を占ってみましたが、時間が経つごと、やはり雪白さんは「秘密や、言えないことがあって苦悩している(-spellSeaker/-challenge8)」ことを強く表すようなカードが表れています。求めることも「嘘つきではなく、真実を見せること(-LIAR)」です。この姿勢はきっと、ご自身だけでなく、相手にも素直であってほしいことを求められるのではないかなと感じました。 以上になります。なにかご考察の一端になれば幸いです。このたびは新しい作品や人びとを知るご機会を有難う御座いました。とても印象的なスプレッドが表れる、魅力的な方たちでした。 また何かありましたら、お気がるにお申し付けください。今後の同人活動によい兆しがありますよう!
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A3!:有栖川/御影 |
占うにあたって「劇団員の集まり」のコンテンツであること、あと有栖川さんと御影さんのプロフィールを簡単に拝見しました。 有栖川さんの過去から現在までをすこしひらいてみたところ、カップを手にしている人物が多くのカードに驚くほど頻出しました。カップ(水)は溢れる情感や感受性、分け与えることのできる慈愛などを示しています。芸術家肌の方とのことなので、その感性の深さや豊かさが非常に多く表れているのかなと思います。きっと愛情深いキャラクターでもあるのかなと感じました。ただ、はじまりの位置には創造を示すTEMPERANCEが逆位置で出ており(この人物も壺(カップ)から水を流しています)、なにか望まない創作を強いられたり、もしくは思うような創造ができない時期が長くあったように思います。基本的にカップを持った人物の正逆がくるくる回る、失敗や成功を思わせるカードが続きます。 印象強いものとして、途中で抱擁されるカードがあり(LOVERS)、その際には御影さんのカードに安心させるように相手を抱擁するカードがあることから(STAR)、強く信頼関係を結び、お互いを安心できる相手だと確認できるイベントがあったように感じます。 御影さんの始まりは経済的、立場的に安定した場所からスタートします。ただ途中でなにか思いがけないことが起こり、新しい世界に旅立ったカードがドラマティックに現れます(-DEVIL/TOWER)。記憶がないとのことなので、そのイベントに関係していそうです。その後一転、今までの豊かな場所/服装から、服をはだけさせて挑戦的に立つ人物が表れます。このカードだけ明らかに洋画から日本画の影響があり、どこか舞台のような背景になっていることが、「舞台という場所で、劇団員としての立ち位置を得たのではないか」と連想され、非常におもしろい並びが出たな~と思いました。とても堂々としている様子から、普段の印象とは逆のキャラクターもこなせる、天性の演技の才を持っているような人物なのかなと思いました。王族を思わせるようなカードが多く、どこか育ちの良さや気品を感じさせます。また、いざというときの判断力に優れた人であるようです。まっすぐにこちら側に向かって立つカードが際立つことから、嘘のない素直な性格、自我の強さが見て取れます。有栖川さんはやわらかい線の女性の人物カードが多いことに対して、御影さんは落ち着いた王さまのようなカードが目立ちます。 お互いの印象と関係についてです。 御影さんから有栖川さんへの印象は可なりよかったようです(SUN)。独特の芸術センスや彼の個性が、とてもまばゆく、魅力的に映ったのかもしれません。対して有栖川さんから御影さんへはそれほどでもなく、彼の実力を過小評価していたとか、第一印象から受け取る以上にはあまり考えていなかったとか、そういった様子が見て取れます(EMPEROR)。 現在はちょっと驚くほどよい関係というか、もしかすると、共依存の可能性があるようにも見えます。有栖川さんは御影さんと過ごす時間に身をゆだねて安心して眠っています(-MOON)。二人が思考する際には、御影さんのほうに主導権というか、彼が舵を取っている様子が見えます(-STRENGTH)。もうひとつスプレッドをひらいてみたのですが、やはり相手を大事に思ったり(-pentaclePage)、つよく信頼しているカードが出てきます(-LOVERS)。プライベートだけではなく、同じ舞台の仲間としても欠かせないパートナーだと感じています(-wandPage/-swordQueen)。この信頼関係を持って、舞台の上では、有栖川さんはご自身の創造性や情熱を持ち味にした、(お好きだとプロフィールにあった)シェイクスピアの悲劇のリア王を思い起こさせるような見事な演技力を発揮し(-wandPage)、御影さんはやはり天性の才を活かした堂々とした姿で立っています(-swordQueen)。 有栖川さんは今の関係がとても心地よく、継続してほしいと願っているようです(-JUDGEMENT)。一方、御影さんは、ご自身の真っすぐな性質や道義心、そして舵を取る立場からか、正しい選択をして未来を選び取っていかなければならないという気もちがあります(-JUSTICE)。今のところ二人とも共依存的な関係になっていることに気づいていない可能性がありますが、それに気づいたときに戸惑うのは御影さんのほうかなと思います。 なにか考察の一端になれれば幸いです! 不勉強ゆえ、途中お気を悪くさせる表現が御座いましたら、たいへん申し訳ありません。ご容赦戴ければ幸甚に存じます。このたびはご依頼賜りまして、有難う御座いました! またなにかありましたら、どうかお気がるにお申し付けください。
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i7:一織/七瀬 |
アイナナの一織さんと七瀬さんについて占いました。 →一織さん →七瀬さん 何度もスプレッドをひらいたのですが、なかなか難しく、特にタイムライン(時間の流れ)での変化をみるのが難しいお二人で、時間の流れについてはふわっとした書き方になってしまってすみません。もっと細かくひらいてみないとわからないお二人なように感じました…とりあえず個性や性質の面を中心に見させていただいたのですが、経験不足な面などありましたら申し訳ありません、ご容赦いただければ幸いです。 なにか考察の一石になればうれしいです。このたびは有難う御座いました! (以下は後日もういちど占った結果) →七瀬さん →一織さ MargaretePetersenのタロットは説明文が詩で載っていて印象深いのですが、特に七瀬さんのほうは読んでいて泣きそうだったので意訳してみました。サッと訳しただけなのでちゃんとお伝えできるかどうかわかりませんが、お目通しいただけると嬉しいです。 一織さんのほうはこの詩が逆位置で出ているので、書いてある通り、万物にあるアルケーやロゴスのように捉える…というわけではなく、その万能性や知性のため、ちょっと鼻持ちならない雰囲気でみていただくのがいいのかもしれません。 一織さんと七瀬さんをペアで考えるとすれば、七瀬さんは身体を捨てて骨を意識し、やや空間的に上の次元にいることに対して、まさに一織さんは現実界に生き、そこで生きるための肉を与えることができる母の力を持っていることでしょうか。今はまだ逆位置で出ているのでそのときではないかもしれませんが、いずれ一織さんがもつ力が七瀬さんに必要になるときが来るように思いました。 あんまり陸さんのことがわからなかったのでちょっとpixiv百科事典を見ちゃったのですが、長く実りのない闘病を表すようなTOWERの逆位置が七瀬さんの過去のはじまりにあります。なにかよいことがもたらされたのか、優しくあふれんばかりの母親の慈愛を表すcupMotherが続き、次に、彼の道理や正義が揺らがされるような大きなイベントがあります(-JUSTICE)。その達成のためか、彼は心強い仲間を手に入れることができたようです(LOVERS)。 一織さんの過去はWHEEL of LIFEというカードで始まります。ふつうのデッキであれば「WHEEL of FORTUNE」ですが、わざわざ「WHEEL of LIFE」がこの面で出たのは、七瀬さんの対照になり、とても印象深いです。なにか幸運があってアイドル活動を始められたように思います。その次にはFOOLが続き、おそらくアイドル活動というものが未知の世界で、自由に旅をするような気分だったのかなと感じました。そのあと、前回の占いで出たように、自分の心に前向きに向き合うチャンスが訪れます。ここまでは順調に見えますが、突然、今までの彼の思考や判断力では太刀打ちできない事態が起きるようです(featherMother)。我慢が利かずに彼の能力である思考を放棄してしまったかもしれません(STRENGTH)。現在は心に情熱を秘めながらも、それに自身が燃やされるようなこともなく、落ち着いた状態であるようです(flame1)。これからその情熱で何かに立ち向かっていくことができそうです。
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主人公/カミュ |
(ドラクエ、8以外の10までしかやったことないのですが、たぶん主人公に名前が無く、個性はプレイヤーによって決められる…と感じで、ドラクエらしさやプレイヤーさんの世界観をあまり壊したくない気持ちがあるので、あくまでこの占いによる一例としてご覧ください)
まず主人公くんについてです。
次はカミュくんについてです。同じく「生命の樹」というスプレッドをひらきました。
最後に、物語のなかでの、ふたりの成長についてです。変形フォースプレッドをひらきました。
同棲ルートがあるそうなので、その際の二人の関係性についてです。セブンテーリングと変形フォースプレッドをひらきました。
特に同棲が始まるタイミングでは、お互い最上の相手を見つけた、というこころもちがありありとふたりのカードに出ています(LOVERS/SUN)。どちらも新しい夜明けを迎えたような、とても美しい構図で、ぜひ見ていただきたいので、大きめに写真を撮って載せておきます。
勉強がてらで恐縮ですが、主人公くんのことを詳しく占ってみました。
様々なことが使命として求められています。
たびたびつらい選択を迫られることがありますが、彼の正義と道理に沿い、また、仲間と協力しながら道を選び取っていきます(JUSTICE/wand3)。たいへんな戦いが続く中、剣を重ねた結果、戦った相手と友情をはぐくむことがあるようです(wand7)。家族のことを振り返る瞬間があるかもしれません(cup6)。無意識には、寄り添う仲間や師(wand6)、故郷(cupKnight)、現実と理想(pent3)、選ぶべき選択肢などさまざまなイメージがあります。 幾度もの冒険、旅立ちは、彼のなかで強く輝くおおきな力のひとつです(CHARIOT/FOOL)。夜に顔を向けてひとり悩むことを繰り返しても(MOON/HERMIT)、いずれ力強く前向きに己の道へ進んでいくでしょう。そのためには自らの欲求を振りほどかなければいけないことがあります(DEVIL)。ときには故郷を振り返ったり(wand10)、戦いから身を休め、盾を下ろし、自分だけの宝物を見つめる時間があるようです(pagePentacle/pageSword/HERMIT)。その宝や、内省の時間が、険しい山や敵に向かうためのおおきな力となります(pentacleQueen)。 慈愛深く献身的に他者を助ける姿が見えます(HIEROPHANT)。冒険のなかで得た得た富や財産を他者に分け与えることもあるでしょう(pentacle10)。控えめに見えるかもしれませんが、仲間を想う力がとても強いように見えます。欲求の部分には仲間と背中を合わせていたり、顔を見合わせているカードがとても多いです(wand4/sword2/cup3/cup10/cup7)。そのためか、傷つき倒れたときには多くの仲間たちが彼を癒し、支えてくれます(sword10)。雨風の激しい嵐の中、仲間に導かれ、仲間を導きながら、共に絶えて進むことができます(pent5)。仲間は異国からの友であるときもあります(pentacle9)。 いずれ曲がりくねった道へひとり柵を超えて旅立つことになりますが、今までの仲間たちとそっと荷物を交換しています(sword5)。これは今までの経験や記憶を旅立ちへの鞄に詰めて、新しい世界へ向かう困難な旅へ向かうことを意味していると感じます(sword6)。 そのときがやってくれば(WHEEL)、守るべきもの、今まで得た輝かしいすべてのもの(STAR)、そしていとおしむように両腕に抱えた大切な仲間たち(LOVERS)のため、彼は新しい世界へ旅立つことを決意するでしょう(DEATH/SWORD9/wandKnight)。 彼の背景に強く存在するのは、天啓のための試練(HANGEDMAN)、新たな国への旅立ち(TOWER/pentacleKing)、ひとり夜明けを待つ戦いと戦いの間の休息(swordQueen)、倒れたときに支え合う仲間(sword8/cup4)です。
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i7:百、千 |
占いについて、アイナナのモモさんとユキさんのことを占わせていただきました~。
→百
→千
以上になります。
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ダンマカ:クウラ |
まずダンマカがあんまりわからないので、以下の三つのスプレッドをひらいてみました。
・キャラクターの性格(生命の樹スプレッド)
ダンスマカブルという単語の意味がわかっていなかったのですが、「死の舞踏」を意味するのですね。ちょうど、このデッキでは、「死神(DEATH)」に当たるカードは運命の女神の前でさまざまなものに翻弄されながら舞踏をふむようなポーズを取っており、イベント開始時からほどなくしてクウラさんの行方を表すカードに、DEATHが逆位置で出ています。やや望まない形でこの物語に翻弄されていくのかもしれません。
ほんとうに推測なので恐縮ですが、なにか考察の気分転換になれば幸いです。失礼な点がありましたら、どうか不勉強をお許しください…。
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i7:四~十 |
・四 ・五 ・六 ・八 ・九 ・十
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ダンマカ:八/亥 |
●ダンマカの八と猪(CP)・ケルト十字
イベント開始時は安定して満たされた状態にあったようです(wandQueen)。周囲は今まで作り上げた花に満ちています。開始時より少し前には、意欲に燃え、手に持ったひとつの花を一心に見つめるカードが出ています(wandPage-rv)。開始時には既にこの願いが叶って成熟した状態にあったかもしれません。またこのカードは八の理想(wandPage)の逆位置であることから、八の理想とは逆であるとか、もしくは理想に対して未成熟な状態と取れそうです。
●ダンマカの八と猪それぞれ・フォースプレッド(上から、「イベント開始時」「起こったこと」「最終結果」「実際の目標」を表します)
→ 八
→ 亥
八の目標に出ているwand(wandPage)を、イベントの途中で亥が持っていて、さらにwandは亥の部屋(や心)に立てかけられたり、部屋をともすたいまつとして使われていて(HERMIT-rv)、八の目標物は亥が持っているのではないか、というように見えます。 ●ダンマカの八と亥が選択肢AかBを選ぶ場合のそれぞれ・二者択一
通常はV字型で、「対象者がAかBの選択をする場合」として占うのですが、八と亥をまとめてW字で占ったところ、「W字の離れる辺同士が死別ルートを選んだ場合」、「W字のくっつく辺同士が死別ルートを選ばなかった場合」で出るという興味深いスプレッド結果となりました。
八は死別ルートを選ぶときから死を予感していたようです(judgement)。また、ルートを選ぶことでその通りに死が訪れます(death)。この際の人物の表情が亥のほうを向いていることから、死しても気持ちは亥のほうを向いているととれるかもしれません。 生存ルートを選ぶ場合の亥は衝動的にこちらの選択をとるかもしれません。自分ではコントロールのできない獣に乗っているような状態です(DEVIL)。そのまま新たな場所へ出発しますが(CHARIOT)、逆位置で出ていることが、DEVILが導くままこの道を選んだことへの疑問を表しているように思えます。死別ルートでは亥は剣をとります(swordKnight)。また、その剣を抱いたまま(swordQueen)、ひとり一からやり直すような気持ちになるでしょう(swordPage)。どちらかといえばこちらの結果は亥にとってイベント初期に近いものかもしれません。広い大地で手に持った剣を見つめる表情が印象深いです。 「八と亥がそれぞれA、Bの選択肢を選んだ場合」という前情報で占わせていただいたのですが、生死に関わる占いは初めてだったので、こんなにはっきりJUDGEMENTとDEATHが出るんだな〜、と思えて興味深かったです。有難う御座いました。
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